新野めぐみ(著),稲田芳弘(編集)
「はじめに」より
竹炭の作用や効果はとても不思議で、本当にわけが分かりません。
効果を一言で表現すると、 「竹炭は、あらゆるものの本来性を引き出す」ようです。
そしてそのエネルギーは、調和の方向に作用しています。
したがって、作用は一様ではなく、陰、陽、いずれの領域にある状況も すべてゼロ位置に移動させ、バランスさせます。
ゼロ位置を〈本来性〉、調和させる力を〈愛情〉、 調和した状態を〈愛〉と読み変えることができるとすれば、 竹炭は「愛の塊」と言えるかも知れません。
こう考えてくると、地球上に起こる気象上の出来事も、 身の回りの環境変化も、二元的な視点を持てば、 すべて調和のための必然であり、感謝すべきことなのでしょうが、 一元的にものを見る習慣が完全には捨て切れていない自分としては、 なかなか受け入れ難い考え方ではあります。